+ 多成分複合クラスター +

 ナノスケールの物質科学研究の重要なターゲットの一つは、新奇な物性をもつ安定ナノ物質の創製にあります。
 この20年来、新奇なナノ物質の探索が数多くの研究者によって行われ、 例えば Smalley教授らのC60や飯島教授らのカーボンナノチューブが発見されてきました。
 われわれ多成分複合クラスターグループでは、"異種原子の複合化"という考え方に立脚した 新たな安定ナノ物質の探索と創製に取り組んでいます。
 特にクラスターの電子構造、幾何構造、安定性の起源の解明を実験と理論計算の両方から進め、 これまでにクラスター超原子、クラスター塩などの新しい物質の階層性を生み出すような 新しい安定ナノ物質群(右図)の生成に成功しています。

図: 種々の多成分複合クラスター

参考文献
[1] M. Akutsu, K. Koyasu, J. Atobe, N. Hosoya, K. Miyajima, M. Mitsui, A. Nakajima,
"Experimental and Theoretical Characterization of Aluminum-Based Binary Superatoms of Al12X and Their Cluster Salts"
J. Phys. Chem. A. 10, 12073 (2006).
[2] K. Koyasu, M. Akutsu, M. Mitsui, A. Nakajima, "Selective Formation of MSi16 (M = Sc, Ti, and V)" J. Am. Chem. Soc. 27, 4998 (2005).

多成分複合クラスター

ソフトランディング

金属ナノ粒子

有機金属クラスター

分子クラスター

表面電子分光


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